2024年08月02日 |
日本触媒、インドネシア高吸水性樹脂増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒は2日、インドネシアを中心に高吸水性樹脂(SAP)の需要が好調なため、現地子会社で約110百万米ドルを投じ年産5万トンの設備増強を行うと発表した。子会社のPT. NIPPON SHOKUBAI INDONESIAが同国バンテン州チゴン市の工場設備を現有年産9万トンから14万トンに拡大する。2027年1月末に着工し、27年7月商業運転開始の予定。 SAPは同社コア事業のひとつ。紙おむつの原料として需要はグローバルに伸びており、特に人口増加が見込める地域では将来的にも旺盛な市場伸長が見込まれる。 <投資の内容> ▽生産能力 SAP 5万トン/年(既存設備9万トンと合わせて年産14万トン) ▽時期 2027年1月末完工、2027年7月商業運転開始 ▽場所 NSI既存敷地内 ▽設備投資額 約110百万米ドル ■NSIの概要 ・設立 1996年8月 ・所在地 インドネシア共和国バンテン州チレゴン市 ・代表者名 吉本進一郎 ・事業内容 アクリル酸およびアクリル酸エステル、高吸水性樹脂の製造・販売 ・資本金 120百万米ドル( 日本触媒99.9%出資 ) ・従業員数 448名(2024年3月末) ・ウェブサイト https://shokubai.co.id/ ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1722561261.pdf |