2024年08月06日 |
積水化、営農型ペロブスカイト太陽電池実証へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学工業は6日、太陽光発電事業に取り組むTERRA(東光弘社長)と共同で、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を営農型太陽光発電( ソーラーシェアリング)に設置するための実証実験を千葉県匝瑳市で開始したと発表した。 脱炭素社会実現に向けた取り組みが世界的に進む中、フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、軽量で柔軟という特長から、従来は設置が難しかった場所への設置が可能となり、再生エネ導入拡大の有力な選択肢として期待されている。 積水化学は独自技術でフィルム型ペロブスカイト太陽電池を開発、さらなる耐久性や発電効率の向上に注力ている。TERRAは、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に特化して自社発電事業・EPC・コンサルティング・部品開発等を行ってきた。 ■今回実証の内容 (1)実施場所 千葉県匝瑳市飯塚 (2)実証実験内容 ・営農型太陽光発電 ソーラーシェアリング)へのフィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置方法の確立 ・レンズ型モジュールにおける曲面での発電効率の測定、予測値と実測値の比較 ・営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)設備下で栽培する農作物への影響調査 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1722922729.pdf |