2024年08月07日 |
レゾナックHD、生物多様性でTNFDに参画 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:レゾナック・ホールディングス |
レゾナック・ホールディングスは7日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が 2023年9月に公表した開示提言に賛同し、TNFD Adopterに登録するとともに、TNFD フォーラムに参画したと発表した。 TNFD は、国連環境計画・金融イニシアチブ、国連開発計画(UNDP)、環境 NGO の Global Canopy および世界自然保護基金(WWF)が 2021年6月に発足させた国際イニシアチブ。企業や金融機関が事業活動を通じて自然環境や生物多様性もたらすリスクや機会を適切に評価し、情報開示することを促す枠組みの構築を進めている。 レゾナックは6月、新たにグループ環境方針を策定し、その中で(1)気候変動への対応(2)生物多様性の保全(3)循環型社会の実現(4)環境リスクへの対応」の4つの柱に基づく環境への取り組みについての行動指針を明示した。その中で「生物多様性の保全」ではTNFD提言に沿った自然関連課題(依存、影響、リスク、機会)の特定、評価などの検討を進め、情報開示を行っていく方針だ。 また、同社は生物多様性に貢献する製品として、バイオスティミュラント資材「KROPIKO」の販売を行っている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1723003903.pdf |