2024年08月22日 |
7月のエチレン生産399千トン、2.8%減 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:石油化学工業協会 |
石油化学工業協会は22日、7月のエチレン生産量は前年同月比▲2.8%の39万9300トンだったと、エチレンを含む主要製品の生産実績を発表した。定修シーズンが一段落し、誘導品に増産の動きが目立ちはじめた。 7月のエチレン生産量は39万9,300トン。前月比11.4%(41,000トン)の増加となった。前年同月比では2.8%(11,300トン)のマイナス。定修は丸善石油化学(千葉)の1社1プラント(前年はゼロ)。稼働プラントの実質稼働率は前月の77.6%から83.2%に上昇した。 誘導品生産量を前年同月と比べると、プラスとなったのはLDPE、PS、MMAモノマー、EO、EG、アセトアルデヒド、AN、SBR、BR、トルエンの17品目中10品目。マイナスはHDPE、PP、SM、塩ビ樹脂、同モノマー、ベンゼン、キシレンの計7品目だった。 同協会では、「消費マインドには引き続き改善の動きが見られるものの、なお足踏みが続いている。汎用樹脂の出荷はLDPE、HDPE、PPが前月比プラス。輸出市場は原油、ナフサ市況が高め基調で推移したことを受けて樹脂価格も連動した動きが見られた」と分析している。 <ニュースリリース参照> 18品目 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1724310447.pdf 4樹脂 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1724310447.pdf MMA https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1724310447.pdf |