2024年08月23日
横浜ゴム基金、「筋電義手バンク」へ支援金
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは22日、従業員の社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が7月、(社福)神奈川県総合リハビリテーション事業団が設置した「かながわ筋電義手(きんでんぎしゅ)バンク」に対して50万円を寄付したと発表した。同社ははマッチングギフトとして、会社からも同額を寄付したため、支援合計金額は100万円となった。同団体への支援は昨年に続き3回目。

 筋電義手とは、筋肉が収縮するときに生じる微弱な筋電位を利用して、本人の意思で指を動かせる電動の義手のこと。「かながわ筋電義手バンク」は、障がいのある人たちの社会参加に向けて総合的なリハビリテーションサービスを提供する「神奈川県総合リハビリテーション事業団」によって2022年に設置された。今回の支援金は、リハビリテーション施設で訓練用筋電義手を用意し、筋電義手の普及活動に使用される。

 「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。横浜ゴムはマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組み。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1724306749.pdf