2024年08月26日

横浜ゴム、航空業界の脱炭素プロジェクトに参画

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：横浜ゴム

横浜ゴムは26日、気候変動緩和対応の一環として、国内資源循環による航空業界の脱炭素化を推進するプロジ ェクト「Fry to Fly Project」に参画したと発表した。 　本プロジェクトは企業や家庭で発生する廃食用油を回収して国内で持続可能な航空燃料（ SAF ）を製造し、航空機の運航に利用するもので、日揮ホールディングスが主導。24年7月末時点で 143の企業、自治体、団体が参加している。 　横浜ゴムは、神奈川県平塚市の本社および工場の社員食堂から排出される廃食用油を提供する。今後は国内の他拠点でも取り組みを拡大していく予定だ。 　 　今回、同社が経営目標に掲げる「脱炭素社会・循環型経済への貢献」と、同プロジェクトの趣旨が合致していること、航空機向けに飲料水用ウォータータンクなどを提供しており、航空業界とは親密なつながりがあることなどから、同プロジェクトへの参画を決めた。同プロジェクトへの参加は、ゴム製品業界初となる。 ＜ニュースリリース参照＞ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1724660228.pdf