2024年08月27日 |
日本ゼオン、子会社の公正競争規約違反謝罪 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは27日、同社の100%子会社で医療用器具を製造・販売するゼオンメディカル(本社=東京都千代田区、渡辺順一社長=ZM社)が26日、医療機器業公正取引協議会から、公正競争規約に違反すると「厳重警告」措置を受けたことについて、同日付で「重く受け止め、再販防止に全力を尽くします」と謝罪発表した。 ZM社が医療関係者に対して市販後調査の業務委託費等の名目で供与していた金銭等が「医療機器業における景品等の提供の制限に関する公正競争規約」(公正競争規約)第3条の「医療機器の取引を不当に誘引する手段」としての景品類の提供に当たり、公正競争規約に違反するとして、「厳重警告」の措置を受けた。 ZM社では今回の同措置は、行為が継続的で、かつ違反行為の内容が重大な公正競争規約違反に当たると認定されたと理解している。本件については、すでに2023年9月21日にZM社元社長がみなし公務員に対する贈賄容疑で逮捕され、同年10月12日付で東京地裁に起訴されたことを受け、当社は同年12月26日付で社外の有識者により構成される再発防止特別検討委員会を立ち上げた。同報告書の提言を踏まえて、本年4月18日付で再発防止策の方針を公表した。なお、同件に伴う業績への影響は限定的で、2025年3月期の連結業績予想は変更ない。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1724738400.pdf |