2024年08月27日
三菱商事といすゞのタイ計画、経産省が採択
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱商事

 三菱商事といすゞ自動車(本社:神奈川県横浜市、南真介社長)の両社は27日、経産省が公募した令和5年度補正予算「グローバルサウス未来志向型共創等事業(大型実証 ASEAN加盟国)」に共同で応募し、採択されたと発表した。2025年度から、タイ王国でバッテリー交換式ソリューションの導入および電力インフラとの連携によるセクターカップリングの実証事業を開始する。

 グローバルサウス未来志向型共創等事業は、グローバルサウス諸国が抱える課題の解決を通じて、地域の市場成長力を生かし、グローバルサウス諸国との経済連携を強化し、日本国内のイノベーション創出につなげ、経済活性化を図ることを目指している。

 いすゞ自動車は昨年10月、「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」で公開したバッテリー交換式ソリューション「EVision Cycle Conceptⅲ」の実機を活用する。バッテリー交換式ソリューションは、充電済みのバッテリーと数分で交換できるため、充電による待機時間(ダウンタイム)の発生が回避できるなどのメリットが得られる。