2024年08月29日 |
旭化成子会社、空調冷媒用ガスセンサー開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成エレクトロニクス |
旭化成エレクトロニクスは29日、子会社センスエア社が欧州市場を中心に空調機器の冷媒としての利用の急拡大が見込まれるR290(プロパン、C3H8)の検出が可能なガスセンサー「Sunlight R290」を開発、本年9月から量産出荷を開始すると発表した。 「Sunlight R290」には、LED光源とフォトダイオードセンサーを用いたNDIR技術を採用しており、熱をほとんど発生しない。このため強燃性のR290を冷媒に使う場合でも、高い安全性を保つことができる。また、検知の際に振動や干渉ガスの影響を受けにくい。このためロバスト性や信頼性の高い測定が可能であり、国内外のの厳しいリーク検知要求も満たしている。今年9月から量産出荷開始の予定だ。 |