2024年09月03日
レゾナック、長野県「森林の里親」に参画
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:レゾナック

 レゾナックHDとグループの黒鉛電極事業会社、レゾナック・グラファイト・ジャパン(片山知樹社長、RGJ)は3日、長野県の「森林(もり)の里親促進事業」に参画し、長野県大町市の長畑地区森づくり協議会(菅沢 和博会長)と「里親契約」を2日に締結したと発表した。今後、地域と一体になって同社保有森林での散策歩道づくりや植栽、下刈り、除伐などの森林保全・整備活動を行っていく方針だ。

 RGJ大町事業所は、長野県北西部の大町市に位置し自然が豊か。同社は旧昭和電工時代の1934年(昭和9年)に日本初となるアルミニウムの工業的生産に成功した。現在は、電気製鋼炉で使用される黒鉛電極を主力製品とし、世界トップクラスの市場シェアを誇る。
 大町事業所は、青木、常盤、広津の3つの水力発電所と、36kmに及ぶ導水路を保有し、自社で管理・運営している。この導水路は地域の自然を活かした水利システムの重要な一部であり、発電用水としてだけでなく、農業用水、生活用水として利用されている。また、大町市が進める「SDGs 未来都市計画」の基盤として、地域社会に貢献している。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1725337994.pdf