2024年09月04日
資エ庁・23度の石油・天然ガス自主開発比率37.2%
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

 資源エネルギー庁は3日、我が国の石油・天然ガスの23年度(令和5年度)の自主開発比率は、前年度比3.8%上昇し37.2%になったと発表した。
 石油・天然ガスの多くを海外に依存する我が国にとって、安定的な資源・エネルギーの供給確保は必要不可欠。 第6次エネルギー基本計画(令和3年)では、自主開発比率を、2030年度に50%以上、2040年度には60%以上に引き上げるとの目標を掲げた。令和5年度の自主開発比率は、前年度比3.8%の上昇となった。これは特に海外での天然ガス開発プロジェクトの進展が寄与したとみられる。

■我が国の石油・天然ガス生産量と自主開発比率の推移(平成21年度以降)
・平成21年度 生産量 124.1万バレル/日  23.1%
・平成23年度 同上  129.6万バレル/日  22.6%
・平成25年度 同上  136.4万バレル/日  23.3%
・平成28年度 同上  153.3万バレル/日  27.4%
・平成30年度 同上  153.1万バレル/日  29.4%
・令和元年度 同上  174.6万バレル/日  34.7%
・令和3年度  同上  175.3万バレル/日  40.1%
・令和4年度  同上  157.8万バレル/日  33.4%
・令和5年度  同上  162.5万バレル/日  37.2%