2024年09月05日
味の素、持続可能な世界経済人会議に加盟
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:味の素

 味の素は5日、持続可能な開発のための世界経済人会議(本部:スイス・ジュネーブ、WBCSD)の趣旨に賛同し、加盟したと発表した。
 WBSCDは、持続可能な開発を目指して1995年に設立され、世界で225以上の企業が参画している国際経済団体。共有ビジョンとして掲げるVision 2050では「2050年までに90億人以上がプラネタリーバウンダリーの範囲内で真に豊かに生きられること」の実現を目指しており、加盟企業はより持続可能な世界への変革を加速させている。

 味の素は加盟を通じて「Agriculture & Food Pathway」および「Climate Imperative」の活動に参画する。今後は同社グループ全社でさまざまな分野・業界のステークホルダーと協力し、世界規模での持続可能性に関する課題に取り組んでいく方針だ。

 食料安全保障の課題に効果的に対応していくためには、科学的かつ革新的なアプローチを採用し、食料システムを変革する必要があり、新技術、既存の技術、先端技術が重要な役割を担う。同社独自の科学的アプローチ「アミノサイエンス」、無形・有形資産を活用して、WBCSDの活動に貢献していく考えだ。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1725507064.pdf