2024年09月06日
クラレ、西条・倉敷で小中学生に「実験教室」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:クラレ

 クラレは6日、西条事業所およびくらしき研究センターで、小学生を対象にした地域社会貢献活動「少年少女化学教室」を開催したと発表した。

◇西条事業所(愛媛県)は西条市との共催で、「わくわく化学教室」と題し、「PVA/水に溶ける、光をあやつる不思議なプラスチック」をテーマに、ポリビニルアルコール樹脂(ポバール)を使ったスライム作りなどを行った。市内の小学5,6年生30名が参加。子どもたちからは「スライムを作るのが楽しかったし、いろいろ知ることができてうれしかった」、「家の人にも教えてあげたい」などの感想がきかれた。

◇くらしき研究センター(岡山県)は、「ファミリーラボ体験×夏祭り」として実施し、「身近なモノで化学のふしぎを体験しよう」をテーマに、割れないシャボン玉作りや描いた絵を水に浮かべる実験などを楽しんだ。どの子も見たり触ったりする実験に興味津々で、自分が作ったスライムを見せあうなど夢中になって実験に取り組んだ。

「少年少女化学教室」は、次世代を担う子どもたちに化学の楽しさを直接体感してもらおうと、1992年から国内の小学生を対象に開催。これまでに国内6事業所で累計300回以上開催し、参加した小学生は9,000名を超えている。同様の活動は、米国や欧州のグループ拠点にも広がっている。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1725597774.pdf