2024年09月09日 |
東亞合成、LIB用バインダー増強・名古屋 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東亞合成 |
東亞合成は9日、電気自動車などに使用されるリチウムイオン電池用バインダーの需要が好調に推移しているため、名古屋工場の製造設備増強を決めたと発表した。 同社は2017年から負極用バインダー事業を展開、電池の膨張抑制による長寿命化と高イオン伝導率による低抵抗化に優位性を有する。 このほど、製造設備の増強投資が、経済安全保障の観点から、蓄電池等の安定供給確保のための取組みに関する計画(供給確保計画)として経済産業省に認定された。引き続き需要の拡大に対応し、モビリティ製品のさらなる強化に取り組んでいく方針だ。 【認定された供給確保計画の概要】 (1)設置場所 :名古屋工場 (2)完成時期 :2025 年12月 <計画の概要> (1)種類 :生産基盤の整備、生産技術の導入・開発・改良 (2)供給開始:2026年10月 (3)生産能力:蓄電池 142GWh/年相当 (4)所要資金:約38億円 (5)最大助成額:約13億円 |