1999年11月25日 |
三菱レイヨン、浴槽用蛇口タイプの脱塩素器を新発売 |
「Bath de Pure Pure」~初年度販売目標は3万台 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱レイヨン |
三菱レイヨンのアクアライフ事業部クリンスイ部は24日、水道水の残留塩素を除去する脱塩素シャワー「ピュアピュア」シリーズを拡充、12月10日から浴槽のお湯を脱塩素する浴槽用蛇口タイプの脱塩素バス「バスでピュアピュア(Bath de Pure Pure)」を新発売する。初年度販売目標は3万台。 同社は、1994年に脱塩素シャワー「ピュアピュア」を発売して脱塩素シャワー市場に参入、今年で5周年を向かえた。今回の「バスでピュアピュア」は、飲料水だけでなくシャワーや入浴に使用する水に対する脱塩素ニーズに対応したもの。「ピュアピュアシリーズ」同様、亜硫酸カルシウムの濾材採用、濾材の酸化還元反応により残留塩素を効率的に分解することで、お風呂のお湯をやさしい湯触りにし、肌への刺激を和らげる。カートリッジは脱塩素シャワー「ピュアピュア〓」と共通、毎分10リットルの大流量で標準的な水道水の場合、約8,000リットル(交換の目安は役1~2ヶ月)を処理することができる。また専用アダプター付きのため、蛇口への取り付けが容易で、冷水から60℃のお湯まで使用することができる。 同社では、今後キッチン回りでは中空糸膜フィルターを用いた浄水器クリンスイで高性能を追求、浴室回りでは脱塩素を切り口に商品展開を進めていく。なお「バスでピュアピュア」は、全国の百貨店、スーパー、量販店、ホームセンター、ドラッグストアなど従来の流通ルートを活用、スキンケアへの関心が高い20~40代の女性や、乳幼児のいる女性を中心に積極的にPR活動を進め、初年度3万台の販売を目指す。 |