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2024年09月19日 |
8月のエチレン生産404.5千トン 前年比13.5%減 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:石油化学工業協会 |
石油化学工業協会は19日、8月のエチレン生産量は前年比▲10%の404.5千トンだったなど、主要製品の生産実績を発表した。定修シーズンを終え、誘導品生産にまだら模様が見えてきた。 8月のエチレン生産量は404,500トンで、前月比1.6%(6,300トン)の増加、前年同月比では▲13.5%(63,300トン)の減少となった。定修は出光興産(徳山)の1社1プラントあとの(前年はゼロ)。稼働プラントの実質稼働率は前月の82.9%から82.3%と推移した。 誘導品生産量を前年同月と比べると、プラスとなったのはLD、PS、VCM、MMAモノマー、EO、アセトアルデヒド、BRの17品目中7品目。あとのHD、PP、SM、塩ビ樹脂、EG、SBR、芳香族3品目とエチレンの計10品目はマイナスとなった。 同協会では、「消費マインドとしては、前月同様足踏み状態が続いている。一方、国内の生産活動には生産機械、電子部品関連に増加予測が出ている」と分析。汎用樹脂の出荷については「8月は夏季休暇に伴うユーザー側の稼働日数の減少もあり、4樹脂いずれも2ケタ台のマイナスとなった」「輸出も原油、ナフサ価格の下落から、石化製品に先安感が広がり、引き合いが鈍った」との見方を示した。 18品目 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1726723583.pdf 4樹脂 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1726723377.pdf MMA https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1726723377.pdf |