2024年09月25日
積化成の生分解性発泡体、花業界がPOP採用
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:積水成型工業

 積水化成品工業は25日、同社の生分解性発泡体「RETONA FOAM BIO」が、花関連事業者で組織する(一社)花の国日本協議会(東京都港区、井上英明理事長)で認められ、花業界のSDGs活動「 well-blooming project」の 一環として実施する環境アクション用 POPに採用されたと発表した。

 環境アクション花の国日本協議会では、「サステナブル」と「ウェルビーイング」の2つを柱とした同業界のSDGs活動を「 well-blooming project」と総称し、環境アクションの推進と、花や植物が人のウェルビーイングに与える好影響を社会に広めていくことを、花業界全体で目指している。

 今回、環境アクションの一環として実施するキャンペーンwell-blooming 10days challenge 「減らそう 使い捨てラッピング」(2024年10月1日~10日開催 )の POPとして、全国の花店に設置するプリンテッドサイネージに「RETONA FOAM BIO」が採用された。

「RETONA FOAM BIO」は植物由来原料を改質して生まれた、新しい生分解性発泡体で、発泡製品の特長である省資源・軽量に加えてコンポスト(堆肥)など、自然界にある微生物の働きによって水と炭酸ガスの分解される環境に優しい素材。同社は使用済みの「RETONA FOAM BIO」を肥料やメタン発酵に再利用する、実証実験も計画している。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1727227357.pdf