1999年11月22日 |
センター各社、4Qのナフサ価格を1万9,300円以上と予想 |
円高でも3Qを1,600~1,800円上回る |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:昭和電工、住友化学、丸善石油化学、三菱化学 |
住友化学工業、三菱化学、昭和電工、丸善石油化学などエチレンセンター各社は、今年第4四半期(10~12月期)の石油化学用ナフサの炉前価格(輸入品と国産品の両方の炉前価格)が1キロリットル当たり1万9,300円から1万9,500円の範囲内に引き上げられるとの判断を固めている。 第3四半期の炉前価格は同1万7,700円で、前期より同2,900円(19.6%)高くなったが、今期はさらに1,600~1,800円アップするのが避けられないというのがセンター各社の予想となっているわけ。 これは、今期の平均為替レートが1ドル=105~106円に上がる見通しにあるものの、9月から11月にかけてのドル単位の契約価格が原油のスポット価格に引きずられるかたちで続騰している点を考慮してのもの。輸入CIF価格は同1万7,300~1万7,500円になるとの想定である。 また、最近のスポット価格の急騰から推して来年第1四半期の輸入価格はさらに上昇する可能性が高いとの見方が広がっている。 |