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2024年09月30日 |
日産化、次世代細胞コンソーシャムに参画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:日産化学 |
日産化学は30日、大阪大学発ベンチャーのクオリプス(本社:東京都中央区、草薙尊之社長)が形成し、次世代再生医療モダリティの開発と実用化を可能とする細胞安定供給バリューチェーンコンソーシアム「VMCCS」に参画すると発表した。 VMCCS は中之島未来医療国際拠点(Nakanoshima Qross)を拠点として、細胞大量培養システムに係る技術、ノウハウ、知見を呼び込み、そのバリューチェーン構築を促進するオープンイノベーションを強力に推進することを目的としている。 日産化学は、再生医療製品向けに FCeM Advance-CR(成分名:FP003B)による細胞製品の非凍結輸送や細胞製造プロセスの開発、細胞分散用途への適用を進めてきた。 VMCCSでは、細胞大量培養システムで課題となる細胞製品の品質および均質性維持を可能にする細胞大量分注システム開発と細胞障害性の低い凍結保存液の開発に貢献する。細胞培養に関する製品およびこれに関わる培養技術を提供することで、細胞大量培養システムの社会実装を目指す。 ■クオリプス 2017 年3月に設立された大阪大学発ベンチャー。同大学の技術・研究成果をベースに、iPS 細胞由来心筋細胞シートの開発・事業化を目的に設立された。iPS 細胞由来心筋細胞シートの製造方法に関する研究開発を推進し、さらに効率的な生産技術を確立して、世界的もいち早く再生医療等製品として製造販売承認を取得することを目指している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1727672139.pdf |