1999年11月19日 |
米エクイスター、2000年2月末にテキサス州のポリエチレン設備を休止 |
HDPE13万6,000トン/2万7,000トン休止 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:ライオン |
米エクイスター・ケミカルズは米国現地時間の18日、テキサス州La Porteに有している4つのポリエチレン重合設備について、2000年2月29日に休止する、と発表した。同社の資産の長期的な効率化および有効利用戦略に基づくもので、具体的にはHDPE(高密度ポリエチレン)2系列年産約13万6,000トン(3億ポンド)、LDPE(低密度ポリエチレン)2系列年産約2万7,000トン(6,000万ポンド)を休止する。 エクイスターは、ライオンデル・ケミカル、ミレニアム・ケミカル、オキシデンタルケミカル3社の事業を統合会社であるが、合わさった資産の最適化を進め、また現在のポリエチレンの市場動向や他の設備の有効活用を検討した結果、mothallの休止を決定した。同社は、今年10月にMatagordaで約21万8,000トン(4億8,000万ポンド)を立ち上げたほか、昨年後半にはビクトリアで約5万4,000トン(1億2,000万ポンド)のデボトル増強を完了しており、合計で能力27万2,000トン拡大している。 なお今回の設備休止にともない、150~180名の従業員が解雇され、トータル500名まで従業員を削減する予定。 |