住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2024年10月10日
三菱ケミ、超純水製造用イオン交換樹脂増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ケミカルグループ

 三菱ケミカルグループは10日、半導体の製造工程で使用される超純水製造用のイオン交換樹脂の需要が好調なため、九州事業所・福岡地区(福岡県北九州市)の生産能力増強を決めたと発表した。2026年4月の稼働を目指す。
 イオン交換樹脂は、水からイオン状の不純物を選択的に除去・回収する機能を持ち、水処理分野で使用される合成樹脂。同社グループのイオン交換樹脂は、豊富な品揃えから、軟水や純水などの工業用水の製造、医薬・食品の精製、半導体向け超純水の製造など幅広い用途で使用される。
 同社グループのイオン交換樹脂は、半導体の洗浄工程などよりクリーンさが求められる超純水の製造に適し、需要も国内外で堅調に伸びている。九州事業所・福岡地区の既存設備のうち、精製を行う再生系設備を増強し、
2026年4月の稼働を目指して能力を拡大していく方針だ。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1728536218.pdf





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