2024年10月10日 |
TOPPANと三井化、軟包材フィルを再生利用 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三井化学 |
印刷大手のTOPPANと、アールエム東セロ、三井化学の3社は10日、昨年8月から取り組んできた、印刷済 OPP フィルムを元の軟包材フィルムに「水平リサイクル」する共同実証試験が進み、このほど量産化可能なリサイクルOPPフィルムを開発したと発表した。10月からサンプル提供を開始する。 具体的には、TOPPAN で発生した印刷後の廃棄フィルムを回収し、三井化学名古屋工場でインキを除去してペレット化し、アールエム東セロでフィルム化する計画。 再生したフィルムはTOPPANのパッケージ工場で量産検証を行い、量産加工適性(印刷・ラミネート・製袋)があることをすでに確認済みだ。またパウチとしての物性評価も行い、パッケージとしての品質や機能も検証を終えている。 なお、TOPPANと三井化学の両社は、10月23日~25日に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2024(東京国際包装展)」にそれぞれ関連製品を展示、紹介する。 ニュースリリース参照 ・軟包材フィルムを水平リサイクルしたパウチを開発 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1728536639.pdf ・Joint Project Develops Pouch Made From Horizontally Recycled Fle・ible Packaging Film https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1728536639.pdf ・「TOKYO PACK 2024ー東京国際包装展」に出展 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1728536639.pdf |