1999年11月19日 |
BASFグループの3Q業績、売上げ12%、利益17%増を記録 |
石油・ガス部門は四半期利益4倍を記録 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは19日、BASFグループの1999年第3・四半期(7~9月)の業績をまとめた。 グループの売上げは前年同期に比べ+12.2%の72億4,700ユーロと大幅に増加、税および特別損益控除前利益も6億2,400ユーロと+16.9%の大幅増を記録した。 事業部門別では、石油ガス部門が、原油および石油製品の価格上昇により売上げ、利益ともに増加、四半期利益で4倍増を記録した。またプラスチック・繊維部門も売上げで18.4%増加、とくに同部門では昨年ヘキストから買収したホスタレン事業(ポリエチレン)とそれに伴う連結範囲の拡大がより高い売上げの要因となっているとしている。 一方地域別業績では、アジア・パシフィックおよびアフリカ地区の売上高が27.3%増の9億5,500ユーロと際立って高く成長したのをはじめ、欧州、北米、南米ともに売上高が増加した。しかし、ドイツではビタミン事業の特別損益、販売価格の低迷から収益は落ち込んでいる。 |