住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2024年10月31日
帝人、再生医療でヒルマンと戦略的提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

 帝人は31日、シンガポールに拠点を持つバイオテクノロジー企業のHilleman Laboratories(本社:シンガポール)と、再生医療領域における開発製造受託機関(CDMO)事業についての国際的な戦略的業務提携に関する合意書を締結したと発表した。

 再生医療領域におけるCDMOの需要は、再生医療等製品開発の高難度化や製造開発機能の分業化などを背景として急速に拡大しており、世界の市場規模は2032 年には186億米ドルを超えるとされている。国内でも2030年の再生医療等製品市場は8,500億円まで拡大すると予測されている。

 こうした中、帝人はグループ会社である、ジャパン・ティッシュエンジニアリングの再生医療等製品に関する上市実績や技術力・ノウハウと、帝人リジェネットによるウイルスベクターやプラスミドも含めた研究・開発・生産体制によって、細胞・遺伝子治療を中心とする再生医療等製品の製品設計から産業化までをワンストップで提供できるプラットフォームを構築していくことにした。

 帝人グループは、2030年の再生医療事業の経営目標として売上高200億円を目指しており、国内だけでなくアジア太平洋地域を含む海外からの開発委託需要を幅広く取り込んでいく方針だ。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1730351622.pdf





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