2024年11月11日

JNCと鹿児島大・出水市、鳥インフル共同研究へ

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：JNC

JNCは11日、鹿児島大学および出水市（鹿児島県）と共同で、鳥インフルエンザウイルスの簡易検出手法の確立と、社会実装に向けた共同研究を開始したと発表した。 　鹿児島大共同獣医学部を中心に、出水市内の養鶏場近くの溜め池等から、短時間で鳥インフルエンザウイスを検出し、RNA濃縮技術や検出手法などを共同で確立し、社会実装に向けて取り組む。 【共同研究の概要】 ▽研究テーマ：出水市の環境水を検体とする鳥インフルエンザウイルス簡易検出に関する研究 ▽実施場所：鹿児島大学 共同獣医学部 ▽調査期間：2024年10月 1日～2025年 9月30日 ＜研究の概要＞ （1）出水市の環境水から鳥インフルエンザウイルス、RNAを簡易に検出する方法を確立し、その効果と有用性を検証する。 （2）簡易に検出する方法として、JNCの磁性粒子Pegcisionキットを用いたウイルス粒子濃縮技術をブラッシュアップし、鳥インフルエンザウイルス、RNA 検出方法を実証試験を通じて確立する。 ■研究統括 （敬称略） ・JNC 取締役 常務執行役員 大塚 信之 ・鹿児島大学 共同獣医学部 准教授 小澤 真 ・鹿児島県出水市 農林水産部 部長 高口 悟 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1731287146.pdf