住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2024年11月11日
東北大、芳香族置換基交換触媒反応を開発
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:なし

 東北大学大学院 薬学研究科の重野真徳准教授らの研究グループは、岩手大学と共同で、多様なフルオロアレーンの置換反応が行える触媒的な芳香族求核置換反応(CSNAr)を開発したと発表した。
 芳香族化合物のフッ素原子を様々な置換基に変換する芳香族求核置換反応で、効率的な触媒反応の開発に成功した。
 従来捉えられてきた段階的な反応機構とは異なり、一段階の協奏的な反応形式で進行することを発見した。これにより、医薬品候補化合物や機能性材料の新規合成戦略を提供する。それらのライブラリー構築にもつながると期待される。
 同成果はアメリカ化学会の学術誌「Journal of the American Chemical Society 」(11月8日付)に掲載された。

ニュースリリース参照
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2024/11/press20241111-01-reactions.html





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