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2024年11月12日 |
JSR子会社、トラコーマ診断検査キット参加 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:JSR |
JSR12日、同社子会社で臨床検査薬メーカーの医学生物学研究所が、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)から投資を受けて、トラコーマに対する迅速診断検査(RDT)キットの協同開発に参加したとホームページ上で発表した。 「GHIT Fund」は、顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases: NTDs)およびマラリアに対する診断薬および治療薬の製品開発プロジェクト4件に、合計約5.7億円の投資を決定した。 医学生物学研究所(MBL)はそのうち1件で、Drugs & Diagnostics for Tropical Diseases (DDTD)が主導して進める、トラコーマに対する迅速診断検査(RDT)キットの開発プロジェクトに共同開発機関として参加する。 トラコーマは、クラミジア・トラコマチスという細菌による結膜(上瞼)の感染が原因となり、主に衛生状態の悪い地域で流行する顧みなれない熱帯病の一つ。 WHO(世界保健機関)は、2030年までに公衆衛生問題としてトラコーマの撲滅を目標に掲げており、迅速かつ正確な診断が必要としている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1731389206.pdf |