1999年11月18日 |
三菱ガス化学、中期経営計画『MGC進化21』STEP1を策定 |
2002年度ROA3%、有利子負債・固定費削減へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学(MGC)は18日、中期経営計画『MGC進化21』として、その「STEP1」である全社経営目標・基本方針および全社数値目標を策定した、と発表した。 2002年度のROA3%、3年間で有利子負債を300億円削減、99年度予算対比で50億円の固定費削減を目指す。 『MGC進化21』では、2004年度までの5ヵ年の戦略と2002年度までの3ヵ年の数値目標を策定、「STEP1」に引き続き「STEP2」として各部門の戦略および数値目標の策定に入る。 今回の「STEP1」では、基本コンセプトとして企業理念「MGCは、化学にもとづく幅広い価値の創造を通じて、社会の発展と調和に貢献します。」の実践とともに、変化に対応する「しなやかな企業」を目指し、自らも進化・自己変革する。 経営目標としては、向こう3年間を新たな飛躍に向けての『経営刷新期間』と位置付け、「戦略的縮小」をも含むドラスティックなリストラクチャリングを実行し、安定的な収益基盤を確立する。また、グローバルな基準に適合した「新しい経営管理体制」を構築し、勝ち残る経営を実践するとしている。 基本方針として〓事業と経営資源の『選択と集中』、〓資産効率向上による健全な財務体質の構築、〓新経営管理体制の構築と実行ある実践を掲げ、カンパニー制の導入を進めていく。 こうした経営目標および基本方針を踏まえ、全社数値目標を設定、2002年度の目標ROAを3%、有利子負債削減を300億円(3年間合計)、固定費削減を50億円(99年度予算対比)を設定したもの。 なお、各項目の具体的方策および「STEP2」の内容に関しては、今後その詳細を策定していく予定。 |