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2024年11月18日 |
日立、環境省「水素低コスト化FS」に採択 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日立製作所 |
日立製作所は18日、東邦ガスと共同で応募した、環境省の「令和6年度インフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・FS事業」に採択され、地域再生エネを活用したクリーン水素製造に関するフィジビリティスタディ(FS)を開始したと発表した。 地域資源であるLNG冷熱や太陽光、風力発電などの再エネを融合して水素を低コストで製造し、運搬、貯蔵、使用までの一貫した地域水素サプライチェーンモデルの構築をめざす。 また、FSでは、東邦ガスが現在取り組み中の知多e-メタン製造実証施設を活用する。日立は再エネ由来のクリーン水素製造プロセスの検討を担当する。クリーンエネルギー由来の水素と地域の事業活動で発生するCO2を用いてe-メタンを製造し、既存のインフラを活用し供給する実証コンセプトのもと、水素製造におけるシミュレーションを行う計画。 日立は、脱炭素支援ネットワークである「大みかグリーンネットワーク」活動を推進しており、大みか事業所(茨城県 日立市)を実証フィールドに、さまざまな脱炭素実証を行ってきた。そこで得た技術やノウハウを、地域やサプライチェーンへ還元する。 |