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CHEMNET TOKYO

2024年11月19日
広島大、急性肝炎診断に抗体検査が有効
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:広島大学

 広島大学大学院 医系科学研究科 疫学・疾病制御学の田中純子特任教授らの研究グループは18日、急性肝炎の原因となるE型肝炎ウイルス(HEV)の診断に、抗体検査が有効であることをメタ解析によって明らかにしたと発表した。
 
 研究グループは今回、HEV抗体検査の診断精度を評価する目的でメタ解析を実施した。
 その結果、HEV IgM抗体を対象とした場合の感度は83%、特異度は98%、HEV IgG抗体を対象とした場合の感度は 74%、特異度は 89%と高い精度であり、 HEV のスクリーニング検査に有効であることが示された。
 同研究は広島大学肝炎・肝がん対策プロジェクト研究センターの支援を得て実施した。
 同研究成果は、「Hepatology Research」(24年10月17日)に掲載された。
 
<用語の解説>
◆メタ解析
 :多くの研究結果を集めて体系的に評価する方法で、その結果を統計的にまとめて分析する。
◆E型肝炎ウイルス(HEV)
 :主に汚染された水や食物を介して感染するウイルスで、急性肝炎を引き起こす。特に発展途上国での感染が多く報告されているが、先進国でも豚や猪などの動物由来の食品を介して感染することがある。





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