2024年11月21日 |
10月のエチレン生産414千トン、前年比7.4%減 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:石油化学工業協会 |
石油化学工業協会は21日、10月のエチレン生産量は前年比7.4%減の414,500トンだったと発表した。定修は1社1プラント(出光興産・徳山)、稼働プラントの実質稼働率は77.4%で、前月の80.2%から2.8ポイント低下した。 誘導品生産量を前年と比べると、全17品目のうちプラスはLDPE、HDPE、MMAモノマー、EG、アセトアルデヒド、トルエンの6品目で、あとの11品目はマイナスとなった。 同協会では、「消費マインドとしては前月比やや鈍化し、足踏み状態が続いている。一方、生産活動については機械工業を中心に上方修正への動きが高まっている」と分析。その中で汎用樹脂の動向については「原料価格動向の影響もあり4樹脂ともプラスになった」と解析した。輸出市場については「中国の景気刺激策への期待感があったが、大きな増加は見られなかった」とした。 |