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2024年12月03日 |
旭化成、最小・最薄ホールセンサー量産出荷 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成エレクトロニクス |
旭化成エレクトロニクス(篠宮秀行社長)は3日、同社史上最小・最薄(0.8 x 0.4 x 0.23mm)となる、次世代インジウムヒ素(InAs)化合物ホールセンサー「HQ0A11」の量産出荷を開始したと発表した。高精度ホールセンサーシリーズの既存製品である「HQ0811」から85%の体積削減を実現した。スマートフォン等のカメラモジュールや小型ロボットなどの高性能化に貢献する。 「最小・最薄」とは同社製品群の中での比較を指し、2024年10月時点において HQ0A11 がこれまでInAs系高精度ホールセンサー(HQシリーズ)で最小・最薄だったHQ0811(1.6 x 0.8 x 0.38mm)よりも小型・薄型となる。また、HQ0A11は位置検出精度に直結するS/N性能(信号対雑音比)でもこれまで同シリーズで最高性能であった同製品(HQ0811)に対し約16%上回っている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1733197069.pdf |