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2024年12月04日

帝人、資源有効活用へオランダ社に出資

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：帝人

帝人は4日、ブロックチェーン（分散型台帳）を用いてトレーサビリティ（追跡可能性）管理システムを展開するオランダのCircularise B.V.（サーキュライズ社）への出資を決めたと発表した。 　2050年の脱炭素社会実現に向けて、サプライチェーンのあらゆる段階で資源の効率的・循環的な利用と、付加価値の最大化を目指すサーキュラーエコノミー（循環型経済）の実現が世界的に求められている。 　欧州ではすでに、自社の製品が、どのような素材を用いて生産され、使用、廃棄されたかを網羅的に把握できる「デジタルプロダクトパスポート（DPP）」の導入が進められている。DPPを付与した製品の流れを追跡するデジタル・トレーサビリティ・プラットフォームの活用が広がりつつある。 　 　こうした中帝人は、サーキュライズ社が保有する高い技術およびノウハウと、帝人自体がもつ循環型経済の実現に向けた取り組みを融合させることで、サプライチェーン全体における資源の有効利用を推進し、2050年カーボンニュートラルに貢献しようと、同社への出資を決めた。 　 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1733278117.pdf

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