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2024年12月05日 |
三菱ケミ・バイオエンプラ、スズキSUV採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱ケミカルメタクリレーツ |
三菱ケミカルグループの植物由来バイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」 が、スズキのコンパクトSUV 新型「フロンクス」のフロントグリルに採用された。SUVは10月16日に発売された。 「DURABIO」は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンジニアリングプラスチックで、枯渇資源である石油の消費量を削減できるうえに、原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、温室効果ガスの低減にも貢献できる。同社は耐衝撃性、耐傷付き性、発色性に優れ、自動車の内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など幅広い分野へ展開中だ。 今回、「フロンクス」には、素材がもつ耐衝撃性および耐候性に加え、着色剤を配合するだけで光沢のある高度な意匠性を実現し、従来必要だった塗装工程が省略でき、製造時に発生するVOC(揮発性有機化合物)を低減するなどの特性が評価された。 (参考)スズキ プレスリリース( 2024年10月16日 ) https://www.suzuki.co.jp/release/a/2024/1016/ ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1733375191.pdf |