2024年12月11日
AGC、横浜市庁舎に太陽光発電ガラス設置
【カテゴリー】:行政/団体
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 AGCが製造・販売する太陽光発電ガラス「サンジュール」の試験販売がはじまり、さっそく後付けタイプが横浜市の「公共施設を活用した次世代型太陽電池実証実験」に採択されて、同市庁舎の1階アトリウムに設置された。
 
 ふつう既存建物に設置する場合、窓ガラスの交換などの大規模な改修工事が必要だが「後付けサンジュール」は、窓ガラスの屋内側から施工でき、コストや工期を抑えた導入が可能となる。メンテナンスや修理交換も容易だ。
 
 AGCでは後付けサンジュールによって既存建物に創エネ機能を付加することで、とくに太陽光発電の適地が限られる都市部で、建物のエネルギー効率の向上や地域全体の脱炭素化に貢献する。また、非常用電源の一部としても利用可能で、災害時のエネルギー供給に寄与するとしている。引き続き太陽光発電ガラスの普及に取り組んでいく方針だ。
 
< 後付けサンジュールの特長 >
(1)窓の採光性と創エネ機能を両立
(2)ガラス交換不要で屋内側より簡易施工が可能なため、導入コスト・工期を縮減
(3)熱によるガラス割れのリスクを低減する当社独自技術を採用

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1733884224.pdf


後付けサンジュール