住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2024年12月11日
住友ゴム、白河工場に製造実行システム導入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友ゴム工業

 住友ゴムは11日、産業オートメーションの世界大手であるロックウェル・オートメーション(本社:米国ウィスコンシン州)の製造実行システム(MES)を福島県白河工場に導入すると発表した。2025年下期から稼働開始する。これにより、タイヤ生産のデジタル化と、工場運営の効率化・高度化を推進する。
 
 ステップ1として、2019年から工場内の生産ラインや製造拠点のデータ統合を図ってきた。デジタルテクノロジーを提供するPTCなどと、IoTプラットフォームの導入・アプリケーション開発を進めてきた。現在、このシステムはタイヤ製造工場11拠点のうち、国内全4工場を含む9拠点で導入し、高品質・高効率化システムを構築中だ。

 またステップ2として、25年下期からMESを稼働開始する。体系化されたデータ整理がさらに進み、グローバルレベルで品質や生産予測といった価値を社内ノウハウとして蓄積し、知見を共有する。収集・管理されたデータを、基幹業務システム(ERP)と連携することで、グローバルに広がる製造現場を一元管理する。全社でデータを共有・活用することで、スピーディーな意思決定と、工場運営の効率化・高度化を実現する。





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