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2024年12月16日 |
三菱ケミのバイオエンプラ、ホンダ二輪車採用 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ケミカルグループ |
三菱ケミカルグループは16日、同社の植物由来のバイオエンジニアリング プラスチック「DURABIO(デュラビオ)」 が、本田技研工業( Honda )が12月12日に日本で発売した二輪車X-ADVの着色外装と透明フロントスクリーンに採用されたと発表した。 「DURABIO」が持つ、モビリティの外装パーツに必要な耐衝撃性に加え、着色剤を配合するだけで、光沢のある高度な意匠性を実現し、従来必要だった塗装工程を省くことができるなどの多くの特性が評価された。DURABIOが二輪車の塗装レスの外装で採用されたのは初めて。 DURABIOは、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンプラで、枯渇資源である石油の消費量を削減できるうえに、原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、温室効果ガスの低減にも貢献できる素材です。 耐衝撃性、耐傷付き性、発色性に優れ、自動車をはじめとしたモビリティの内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など幅広い分野へ展開が進められている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1734322295.pdf |