住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2024年12月18日
住友ゴム.名寄の屋内氷上試験施設が充実
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:住友ゴム工業

 住友ゴム工業はこのほど、冬用タイヤの開発拠点である北海道名寄タイヤテストコース屋内氷上試験施設「NICE(Nayoro indoor ICE field)」に冷却装置を導入した。暖冬の影響で冬用タイヤの開発期間が年々短くなっているが同装置の導入により、気象変化に左右されない安定したタイヤ開発が可能になる。
 
 従来2ヵ月(1月~2月)だったメインの開発期間を4ヵ月(12月~3月)に延ばすことが可能になった。また、国連規定で定められた氷上性能の基準をクリアした「アイスグリップシンボル」の-5℃~-15℃の路面温度での開発試験にも対応できるようになった。今後、天候に左右されない高精度な開発試験が可能になったことで、冬用タイヤのさらなる高性能化と開発のスピードアップを図っていく方針だ。





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