住友化学工業

CHEMNET TOKYO

2025年01月06日
JNC・浅野社長「構造改革の苦労 結実の年に」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:JNC

 JNCの浅野進社長は6日、「これまで積み重ねてきた構造改革の苦労と子力を結実させ、収益安定と成長起動に移行するターニングポイントの年にしたい」と、要旨以下の通り年頭あいさつで述べた。

 2025 年の経営見通し等について、事業としては(1)10年間かけた水力発電所のFIT化工事が完工して安定収益基盤が確保でき、(2)戦略強化事業と位置付けるライフケミカル、シリコン事業についても需要増に対して生産体制の整備が進み、(3)アグリ事業も新Jコートを上市するなど、成長の土台は整いつつあります。
 加えて、構造改革事業として残る不織布事業も、2024年末には生産最適化の目途がつきました。まさしく2025年は安定収益を実現し、将来の成長軌道へと「脱皮」をする年になると思っています。

 一方、事業環境は、昨年から続く地域紛争や中国経済の低迷など、2025年も予測不能で厳しい状況は変わらないと見ていますが、これらの環境変化に負けない強い組織を目指して2025年は経営施策として3つの改革を進めます。3つの改革とは「組織改革、人事改革、社内風土改革」で、失敗を恐れず挑戦・創造する組織への改革、優秀な人材を登用する人事改革、自由闊達に意見が言える社内風土改革の3つを進めて、環境変化にも迅速に対応して事業戦略を補完できる組織へと強化を図り、成長戦略を実現してまいりますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1736140009.pdf





トップページ | インタビュー | 取材ノートから |
資料室 | リンク一覧 | 会員サービスお申し込み

Copyright(C)1999- CHEMNET TOKYOCo.,Ltd