1999年10月29日 |
カネカソーラーテック、アモルファスシリコン太陽電池工場が竣工 |
年産20メガワット、来年度中には40メガワットに増強 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:カネカ |
鐘淵化学工業は29日、100%子会社のカネカソーラーテック(社長:吉岡哲男氏)において建設を進めていたアモルファスシリコン太陽電池工場が完成、本日竣工式ならびに披露パーティを開催した、と発表した。 カネカソーラーテックは昨年11月に住宅用アモルファスシリコン太陽電池の製造・販売を目的に設立、兵庫県豊岡市に住宅用太陽電池事業の生産拠点建設を進めていた。 本社工場(立屋面積:約1万4,000_)の建設は今年1月に着工し、7月完工。試運転を経て、計画どおり10月より商業運転を開始している。 同社が生産するアモルファスシリコン太陽電池は、8%の安定化率を有し、設備能力は年産20メガワット。2000年度中には、当初の計画通り40メガワットに増強する。 今回の初期投資額は約70億円、増強分を含めると約100億円となる。 なお、年間売上高は、20メガワット時で約50億円、40メガワット時で約100億円を見込んでいる。 |