1999年10月19日
日産化学、中間期・通期業績予想を修正
中間期は上方修正/通期は減収も当期純利益は予想通り
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:日産化学

 日産化学工業は19日、1999年9月中間期および2000年3月期の業績予想の修正を発表した。中間期は販売面で電子材料を中心とした機能製品が好調に推移したこと、また引き続き原価の低減、経費の削減などにより固定費が減少したことから経常利益、当期純利益とも上方修正となった。一方、通期については、中間期が予想を上回ったものの、下期は輸出の為替レートを当初の1ドル=115円から105円へと見直したため、手取りが減少することから減収となる見通しだが、当期純利益については当初予想通りとなる見通し。
 なお修正後の業績予想は下記の通り(単位百万円)。

[中間期](1999年4月1日~9月30日)
◇売上高43,452(43,000)
◇経常利益2,964(1,700)
◇当期純利益1,528(700)

[通期](1999年4月1日~2000年3月31日)
◇売上高97,000(100,000)
◇経常利益7,000(7,300)
◇当期純利益3,600(3,500)