1999年10月15日
住友化学・三井化学両社長、住友銀行とさくら銀行の合併でコメント
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学、三井化学

 住友銀行とさくら銀行が合併を発表したことについて、住友化学工業の香西昭夫社長と三井化学の中西宏幸社長は14日、それぞれ次の通りコメントを発表した。

【住友化学工業・香西昭夫社長】
 日本経済の競争力強化のためには金融システムの安定が不可欠であり、そのためには、公的資金の導入のみならず、金融業界自身が自助努力で競争力を強化することが是非とも必要である。今回、住友銀行とさくら銀行が合併に向けた統合について話を進められているということは、大変歓迎すべきことである。ただ、住友グループ各社は、それぞれ独立した事業会社であり、今回の両行の統合が直接当社の事業運営に影響を及ぼすものではない。

【三井化学・中西宏幸社長】
 金融グローバル化時代を迎えている今日、両行が将来の統合に向けた提携について話し合いを進められていることは時宜を得たものだとして歓迎したい。
 両行の話し合いが順調に進展することに大きな期待を寄せている。