1999年10月15日
デュポン、ブラジルにスパンデックス設備を建設
投資額約1億ドル~来月着工、2001年後半稼働予定
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:デュポン

 米デュポンは現地時間の14日、ブラジルPauliniaにスパンデックス(ポリウレタン弾性繊維、商品名ライクラ)の生産設備を建設する、と発表した。投資額は約1億ドルで、生産能力は明らかにしていないが来月にも建設に着手し、2001年後半の稼働を予定している。
 新設備は、ほぼ自動化され、生産性や製造コスト、品質などの面に優れた新世代の技術が導入される見通し。デュポンは、同様の設備を米ウェインズブロー、シンガポール、蘭メイダウンに有している。特にシンガポールは、10月7日に第2系列が稼働したばかり。今回のブラジルの新設備の稼働により、同社のグローバル生産能力は20%以上アップするという。