1999年10月12日 |
BASF/ハンツマン/日本ポリウレタン、中国でMDI16万トンのFS開始 |
計画提案とプレFSを完了~BASFはMDI精製/TDIも建設 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASF・AG、ハンツマン・ポリウレタンおよび日本ポリウレタンの三社は現地時間の11日、中国の上海工業地区においてジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)年産16万トン製造設備の建設に向けたFS(フィシビタリィ・スタディ)を開始することで合意した、と発表した。このほど計画の提案およびプレFSを完了したもので、BASFはさらに2つの合弁会社でアニリンやトルイレンジイソシアネート(TDI)も計画している。 今回のプロジェクト全体には、ニトロベンゼンおよびアニリンの製造設備の建設が含まれており、さらにBASFは中国側パートナーとの合弁計画としてMDI精製設備および年産13万トンのTDI製造設備を建設する。プロジェクトの提案書は今年8月末に上海市当局に提出された後、開発計画委員会の承認を待つ段階にある。 なお中国パートナーは、上海Tianyuan (Group) 、上海 Huayi (Group)、上海mical Industry Park Development Co. Ltdのほか、China Petrochemical Group Corporation、Sinopec Gao-Quiao Petrochemical Corporation。生産されたMDIは、ハンツマン、日本ポリウレタン、Shanghai Tianyuan およびBASFが中国に有する4つの合弁会社に供給される予定。 |