1999年10月07日 |
BASF、POM合弁の完全子会社化で司法当局の承認を取得 |
欧米2拠点で6万5,000トン体制 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:BASF、デグサ |
独BASFは現地時間の6日、先日発表した独デグサ・ヒュルスとのポリアセタール(POM)合弁会社の100%子会社化について、このほど米司法省反トラスト当局の承認を取得した、と発表した。これにともない、ドイツのウルトラフォルムGmbHおよび米国のウルトラフォルム・カンパニーの2社がBASFの100%子会社となる。 ウルトラフォルムは、米アラバマ州・セオドアに年産3万3,000トン(今年初めに1万1,000トン増設)、年産3万3,000トンとなっており、ドイツ・ルードビヒスハーフェンに3万2,000トンと、合計で6万5,000トンの生産能力を有している。なお以前の発表では、米国でさらに2000年初め完成予定で1万1,000トンの増設を計画していたが、未定となっている。 |