2002年03月01日 |
カーボンブラックの1月の出荷、前年の1.9%増に |
国産メーカーの設備の部分停止で輸入は3.5%増 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:三菱化学 |
カ-ボンブラック協会が28日に集計したところによると、カーボンブラックの1月の総生産量は5万6,731トン、また総出荷数量は5万5,077トンとなった。前年同月の実績に比較すると、生産は4.9%減、出荷は1.9%増ということになる。 出荷の内訳は、ゴム用ファーネスが5万1,728トンで前年同月比2.3%増、非ゴム用その他が3,349トンで同4.6%減となっている。さらにゴム用ファーネスの内訳は、ISAFが1万1,472トン、HAFが2万1,944トン、FEFが1万085トン、GPFが5,427トン、SRFが2,235トン、FTが565トン--となっている。 一方、注目の輸入は7,605トンで3.5%増となった。月間輸入数量が前年を上回るのは昨年3月いらいのこと。これには、東海カーボンと三菱化学の両社が昨年12月に保有設備の一部を停止したことが少なからず作用していると見られる。 |