1999年10月05日 |
Jエナジー、三菱化学など3社から鹿島石油株譲り受け |
グループ精製部門を一体化、効率運営図る |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:鹿島石油、コスモ石油、ジャパンエナジー、三菱化学 |
ジャパンエナジーは5日、鹿島石油(資本金200億円、福田武二社長)の株主である三菱化学、コスモ石油、東京電力の3社から鹿島石油株式の一部465万株を総額58億1,250万円で譲り受けることで合意したと発表した。 この結果、同社の鹿島石油株式保有比率は53.525%(関連会社分を含む)となる。同社ではこれにより鹿島石油を子会社とし、両社者の関係を一層緊密化するとともにグループ精製部門の効率化を一体となって推進するとしている。 譲渡株式数は、三菱化学205万株(5.125%)、コスモ石油178万株(4.450%)、東京電力82万株(2.050%)、合計465万株(11.625%)。譲渡金額は一株当たり1,250円(額面500円)で総額58億1,250万円。譲渡予定日は平成11年10月末日となっている。 譲渡後の株式構成はJエナジー(関連会社分を含む)53.525%、三菱化学19.875%、コスモ石油17.150%、東京電力7.950%、日本郵船1.500%。 なお鹿島石油は1967年の設立。現在鹿島地区に日産処理能力18万バレルの常圧蒸留装置をはじめ水素化脱硫、重質油分解、パラキシレン(12万トン)などの設備をもっている。 |