1999年10月05日
ジャパンエナジー、今期業績予想を修正
原油価格上昇で売上高増加も、経常利益は下方修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは5日、平成12年3月期の単体および連結業績予想修正を発表した。
 単体の売上高は原油価格上昇などから300億円増収の1兆3,400億円に上方修正したものの、経常利益では逆に原油価格上昇に伴うマージン悪化から、55億円の下方修正をしている。営業外損益は為替差益などにより20億円改善するため、差し引き経常利益は35円悪化の15億円を見込む。当期純利益は特別損失として販売子会社の再編に伴う整理損などにより5億円の損失となるが、法人税などが5億円となるため25億円下方修正した5億円を見込んでいる。
 連結では売上高は単体の増収を主因に300億円増収の1兆8,199億円。経常利益は単体減収に加え石油関係会社の減収から70億円下方修正した。当期純利益は経常利益の減収に伴い60億円悪化の40億円を見込む。

修正後の業績予想は次の通り。カッコ内は前回(5月27日)予想。

(単位億円)
<単体>
[中間期]
◇売上高 6,400(6,400)
◇営業利益 ▲10(50)
◇経常利益 ▲45(0)
◇当期純利益 ▲60(0)
[通期]
◇売上高 13,400(13,100)
◇営業利益 105(160)
◇経常利益 15(50)
◇当期純利益 5(30)

<連結>
[通期]
◇売上高 18,100(17,800)
◇営業利益 320(400)
◇経常利益 150(220)
◇当期純利益 40(100)