1999年10月05日

三井化学、今期業績予想を修正

売上高、経常利益ともに増加

【カテゴリー】：人事/決算 【関連企業・団体】：大洋塩ビ、三井化学

三井化学は5日、平成12年3月期(11年4月~12年3月)の業績予想修正を発表した。ナフサ価格の上昇など交易条件の悪化により、売上高は増加するものの営業利益は減少する見込み。しかし資産圧縮に伴う有価証券売却益及び低価法による評価益などから経常利益は増加が見込まれるとしている。また当期利益は関連会社国際空港商事の事業撤退に伴う損失及び大洋塩ビの事業再構築に伴う損失を処理することにより減少する見込み。 修正後の業績予想は次の通り。カッコ内は前回(5月26日)予想。(単位百万円)。 [中間期](4月1日~9月30日) ◇売上高298,000(285,000) ◇営業利益12,000(13,000) ◇経常利益15,500(11,000) ◇当期利益3,500(4,000) [通期](11年4月~12年3月) ◇売上高630,000(600,000) ◇営業利益44,000(46,000) ◇経常利益46,000(41,000) ◇当期利益10,000(15,000) [連結業績予想] ◇売上高880,000(850,000) ◇営業利益55,000(60,000) ◇経常利益56,000(50,000) ◇当期純利益20,000(18,000)