1999年09月30日 |
神戸製鋼所、サウジアラビアNAMA社からか性ソーダ・ECHプラント受注 |
サウジアラビア初のECHプラントに |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:旭化成、昭和電工 |
神戸製鋼所は、サウジアラビアのアラビアン・インダストリアル・ディベロップメント社(NAMA)から、か性ソーダおよびECH(エピクロロヒドリン)製造プラントの受注を内定した、と発表した。受注金額は約180億円(約1億6,000万ドル)で、最終調印は10月中に行う予定。 今回、受注を受けたのは、サウジアラビア・アルジュベール工業地域(ダーランより北西へ100kmのペルシャ湾岸)に旭化成工業プロセスによるか性ソーダ年産7万トンプラントおよび昭和電工アリルアルコール法プロセスによるECH3万トンプラントを納入するもので、26ヶ月間で設備の設計から調達、建設、試運転を行う予定。 NAMA社では原料から一貫したエポキシ樹脂生産体制の構築を進めており、既にエポキシ樹脂プラントは今夏に稼動を開始している。今回のECHプラントが完成すれば同国では初のECHプラントとなる。 |